スニーカーでも足を悪くする理由とは

パンプスは痛いし合わないから、もうやめた!
スニーカーしか履かないの!

理由は明快、スニーカーは履きやすく、足に良いから!
本当にそうでしょうか?

◆足のサイズにあった靴選びがとても重要

私はスニーカーを履いて小指に魚の目が出来たことがあります。

その頃は、なんでスニーカー履いてて魚の目が出来るんだろうって思いましたが、深く考えていませんでした。

時は立ち、リフレを習ったのがきっかけで足に興味を持った私は、足の疾患には、靴と歩き方が関係しているのでは?と思い、勉強を始めました。

すると、足のサイズにあった靴選びがとても重要だとわかりました。

私はずっとパンプスのサイズとスニーカーのサイズを変えていました。

パンプスよりスニーカーのサイズを0.5センチ(1サイズ上)大きいものを履いていました。

学校でインソールを習って自分の靴に装着すると、入れても入れてもピッタリきませんでした。

当時私の両方の足裏には痛い魚の目が二つもあり、私はそれを緩和するために外出先でもインソールの位置を変えながら試していました。

しかし、なかなかよくなりません。

ある日1か月ぐらい続けて外出しなければならないことがあり(私は家でフリーの仕事をしていて、あまり外出しませんでした)、私はインソールを装着した靴で毎日通勤しました。

するとどうでしょう。

痛かった魚の目が痛みがなくなり、片方は、治ってしまったのです。

この経験から私は、魚の目はインソールで治せることを経験しました。

ただ、残念なことに小指の魚の目はなかなか治りません。

でも、1度だけ治ったことがあります。

家で5本指スリッパを履いた時期でした。

5本指スリッパは、小指に当たることがないので魚の目が治ったのだと思います。

魚の目の原因は、そこに何度も圧がかかること。

靴が原因の魚の目は、靴のサイズがあってないか、歩き方が悪いか

その両方かが原因になります。

冒頭、私がスニーカーで魚の目が出来た理由は

サイズが大きくて足が靴の中で遊んでしまったからということになります。

これは、魚の目だけではなく、足指の変形、代表的な外反母趾の原因にもなります。

外反母趾が痛くて、パンプスが履けなくなった。

痛いから幅が広い靴やスニーカーを履くようになった。

なのに、一向に治らない、もしくは、ひどくなった気もする。

こういう方は、まずサイズを確認してください。

多くは靴の幅が広すぎるのが原因です。

幅が広い靴は一見ゆったりして履き心地が良いですが、足裏にあるアーチを低下させる原因になります。

外反母趾の原因は、足裏にあるアーチの低下が原因なのです。

スニーカーを履くとき、多くの方がやっている最大の間違いとは。

紐をゆるく結んでいること!

ためにしに、いつもよりきつめに結んでみてください。

まず立った時の安定感が違うと思います。

そして歩いてみてください。

靴が足にぴったりしていると、歩きやすくなると思います。

これだけで軽度の外反母趾の痛みは治ってしまうこともあります。

ぜひ、やってみて!

ところで私が以前やっていたようにパンプスとスニーカーのサイズを変えている方、多いかもしれません。

それ、あまり必要ありません。

パンプスのサイズとスニーカーのサイズは、同じで大丈夫です。

理由は、スニーカーの方がゆったりとしているということと、衝撃吸収素材が使われているということです。

逆に、パンプスの選び方が間違っている方が多いのが現状。

ほとんどの方は、ゆるめのパンプスが丁度良いと思っていることが多いのです。

パンプスは、ヒールがあるので、歩いていると前に滑ってきます。

そこをちゃんと止めないと痛くなってしまいます。

パンプスは、本当に足にあってないと履けない靴なのです。

そして、足自体もある程度弾力があり、歩き方にもコツがあります。

ひとことで言えば、パンプスは、お腹で歩きます。

※実際は、スニーカーも同じですが、スニーカーは、かかとを使えるので、そこまでお腹に意識しなくても歩くことが出来ます。

パンプスのむずかしいところは、足を止めるのが履き口しかないところです。

ストラップがあると履きやすくなったりしますよね?

それは、ストラップが前滑りを防止してくれているからです。

現在は、パンプスの中に、履きやすいようにインソールを内蔵している靴が増えています。

どうしてもパンプスを履きたい方は、そういう靴を選ばれると良いと思います。

そして足りない部分をインソールパットで補うとより履き心地がアップします。