体に問題ないけど、歩くのが苦手、放置は危険。

こんにちは、カラフルデイズの宮本行子です。
昨日は、「あにばーさりー」というダンスイベントを観てきました。
色んな表現があって面白かったです。
さて今日は、体には(つまり内臓の病気)には問題はないけど、足が弱くなった親のお話しです。
昨日一緒に行った友人のお母様は、股関節の手術を二回されて、歩き方が左右に揺れながら歩く感じになっているというのです。
それで時々転んでいると。
ひょっとしたら、脚長差があるのかもしれないよって言いました。

脚長差って
足の長さが違うってこと。

ちなみに脚長差には、解剖学的脚長差(骨折などの手術で物理的に長さが違う)と機能的脚長差(股関節の動く範囲が違うとか骨盤のゆがみなど)があります。
高齢になると動くのも大変だし、ましてもともと動くのが苦手な方は、運動などもしたくないでしょう。
でも家庭にいても家事や買い物はあるわけで足元が安定しないのは、知らない間にストレスになっていると思います。
友人のお母様は、介護靴で有名な会社に室内履きを選んでもらっているらしいのですが、いつも合わないとおっしゃっているのとこと。
まったく足元に無頓着なら、そんな話にならないので、ひょっとしたら靴を変えれば気分も変えられるかもしれないと思いました。
で、その場で近くの靴屋を検索してみたら。
案外近くに良さそうな靴屋さんがあったのです。
ただ私も行ったことがないわけで、お母様に合う靴屋さんかどうかわからないのですが。
電話相談にのってくれると書かれていたので、一度電話してみる価値はあるかもってことになりました。

家族って見えない綱引き

家族というのは、同居していればダイレクトに、同居してなくても具合が悪くなれば心配でストレスになります。
そのことに気づいたのは、おばあちゃんが入院した時でした。
家で看護してるわけじゃなく、入院してるのだから安心してもいいはずなのに、身体の奥がズ~ンと重いのです。
それまで家事はおばあちゃんが仕切っていたので私は家の事など気にせず好きな仕事や好きな事をしていたので、その感覚に気づいた時は驚きました。
そして、その後、誰かが病気になると気分が重くなり、他の人が怪我をしたりする状況もあったりして、家族の誰かが具合が悪い時は、周りの人はいつも以上に気を強く持ってしっかりする必要があるんだなぁと感じました。
余談ですが、病院に行くと疲れるでしょ?
病気になると元気な気を吸い取ろうとするんじゃないかな(笑)って思います。
だから介護する方は、もっと元気じゃないとやってらんない(話が反れた)
家族って見えない綱引きをしてるんだなぁって思いました。
みんなが健康なら、その綱はびくともしませんが、誰かが力を抜く(病気やケガ)になると、他の人はつられて転びそうになります。
今回、うまくお母様が靴屋に行って合う靴に出会えれば、きっと前より外出が増え、気分も明るくなるのではと思います。
お話を聞くと室内は全面フローリングということなので、室内履きでも良いと思いました。
家にいる時間が長い方は、室内履きをしっかりとしたものに変えるだけでも違います。

スリッパではなく
室内履きがおススメ

スリッパは、ひっかけながら歩くので転びやすいし、膝に負担がかかります。
出来れば、面ファスナーで止められる(2本でもいいけど、3本あれば尚可)、土踏まずなど足裏の凹みに対応出来て、少し重みがあり、歩行を邪魔しない程度の滑りにくさがあるものをご用意いただけると理想的です。
面ファスナーの役割は、スニーカーと同じです。
まず、かかとに足を合わせて履いて、足首をしっかり固定、二本だったら足の甲を固定、三本だったら指の付け根あたりを固定して前に滑るのを防ぎます。
室内履きというと柔らかいものが主流ですが、特に足が弱くなった方は、あまり柔らかいものはおススメしません。
友人のお母様がお気に入りの靴に出会えることを願っています。

 

■参考商品
Finn Comfort (フィンコンフォート)2501
私は、この室内履きを使っています。